『Powerslave』:Derek RiggsがEddieのピラミッドに隠したジョーク
巨大なピラミッドの前の玉座に座るEddie、頂上でバリバリと走る稲妻。でも、壁をよく見てください。古代エジプトで誰かが落書きをしていたようです。
深い青の空、金色のピラミッドの先端のまわりでバリバリと走る稲妻。その足元には巨大な像が並ぶ神殿があり、ど真ん中の 玉座には、縞模様の頭巾までしっかり身につけたファラオ姿のEddie。長い階段がこちらへ向かって下りてきていて、段の上には大きさがわかるように 小さな人影がいくつも描かれています。何もかもが巨大で、何もかもが金色で、すべてが大真面目に見えます。
でも、そうじゃないんです。少なくとも、全部が全部は。
古代エジプトの落書き
この絵を描いたのはEddieの生みの親、Derek Riggs。彼はどうしてもジョークを入れずにはいられない人でした。絵の中には、 ニセの象形文字で書かれたメッセージが隠されています。ひとつは「Wot, no Guinness?」(え、ギネスないの?)。ほかにも「Bollocks」や「What a load of crap」(なんてくだらない)とあり、 Indiana Jonesが1941年にここに来た、と書かれたものまであります。石組みのどこかには、小さな ミッキーマウスの絵も描かれています。
Riggsはこの場所にサインまでしています。ピラミッドの入り口のすぐ上に彼自身のロゴがあって、まるで建物に刻まれた建築家の名前みたいです。 だから次にこのポスターを壁に飾ったら、宿題がありますよ。

バハマ、そしてエジプト
Powerslaveは1984年9月3日にリリースされました。録音はバハマのナッソーにあるCompass Point Studiosで、プロデューサーの Martin Birchと行い、ミックスはニューヨークのElectric Ladylandでした。Iron Maidenが同じラインナップで2作続けてアルバムを作ったのは、これが初めてです。 Bruce Dickinson、Steve Harris、Dave Murray、Adrian Smith、Nicko McBrain。ジャケットのファラオはタイトル曲に合わせたもので、その歌詞にはホルスの目まで登場します。アルバムの最後を締めくくるのはRime of the Ancient Mariner。Steve Harrisがひとりで書いた曲です。
世界がステージ
その後に始まったのがWorld Slavery Tour。1984年8月9日にワルシャワでスタートし、ほぼ1年続きました。ステージセットは ジャケットの世界観を借りたもので、石棺が並び、ミイラになった巨大なEddieがバンドの上にそびえ立っていました。アルバムのジャケットがそのままステージセットになったら、 画家の仕事は大成功だったということです。
このポスターについて
2024年の、Powerslaveのジャケットを50 × 70 cm(20 × 28 in)の縦向きポスターにしたものです。雑誌に付いていたオリジナルの付録で、 一度も飾っていません。ホチキスの穴はなく、発行時のまま3回折りです。両面印刷で、裏面は Nightwishです。
よくある質問
『Powerslave』のジャケットを描いたのは誰?
Derek Riggsです。Eddieを生み出し、Iron Maidenのクラシックなジャケットのほとんどを描いたアーティストです。
『Powerslave』のジャケットには何が隠されているの?
ニセの象形文字で書かれた「Wot, no Guinness?」や「Indiana Jones was here 1941」といったジョーク、小さなミッキーマウス、そしてピラミッドの入り口の上にあるDerek Riggs自身のロゴです。
『Powerslave』はいつリリースされましたか?
1984年9月3日です。ナッソーのCompass Point Studiosで、プロデューサーのMartin Birchと録音されました。
ポスターの大きさは?
50 × 70 cm(約20 × 28インチ)、縦向きです。独立した付録なのでホチキスの穴はなく、発行時のまま3回折りです。
裏面には何がありますか?
Nightwishのポスターです。両面印刷なので、どちらの面を壁に飾るか選べます。
